先週末、2007年ゴールデングローブ賞 作品賞を受賞し、今日現在アカデミー賞にもノミネートされた映画 BABEL を観てきました。 モロッコ、日本、メキシコでそれぞれに展開される物語が「銃」と「家族」で複雑かつシンプルに結びついていきます。 観終わってから振り返ってみると、たくさんのメッセージがもりこまれているような、メッセージを解き明かそうとすると数限りなくでてくるような、不思議な感覚の残る映画でした。
ブラッド・ピットとケイト・ブランシェットの夫婦役は、スター的なイメージがあって観はじめはストーリー・テーマとどう絡むのかと思っていましたが、展開するにつれて人間臭さがにじみ出てくる演技でした。 日本の舞台では、役所広司と菊池凛子の親子役でしたが、聾唖者の役を演じた菊池凛子の体当たりの演技にはひときわ存在感がありました。
国境、言葉の壁、家族、銃、どんなメッセージをうけとれるでしょうか・・・
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