May 18, 2009

Angels & Demons

Dan Brown著書の映画化第二段「天使と悪魔」

"The Da Vinci Code"から約3年。原作を読むこと3度。ほんとに映画化なんてできるのかな?などと思いつつも結構期待していたものですが。。。

全編のヴァチカン市国とイタリアのローマ市内の撮影と映画ならではのスピード感は良かったものの、やはり危惧していたとおり原作に織り込まれている「イルミナティ」の歴史やセルンとヴァチカンの関係を表層にした科学と宗教の歴史的な対立、ラングドンとハサッシンの死闘、ヴィットリアとともに解き明かされていく啓示の道、衝撃的なカメルレンゴの生い立ち、天使と悪魔たる理由の決定的な瞬間、などなど、物足りなさの多くを感じてしまいました。  2時間20分では、ちと時間が足りなさ過ぎたようです。

う~ん、原作からの期待感の高さと観終えたあとの落差が・・・

それでも、ローマ市内を巡る啓示への道 "Trail of Ancient Symbols" への街並みと遺跡や教会を観ながら少し懐かしさに浸ることができたのは、良かったかな。
「2006年夏のイタリア「ローマ」旅行記」 ←トレールはこちらでどうぞ。


お口直しにまた原作を読みたくなりました。
それにしてもヴァチカンのシーンは良かったぁ