2001年9月11日の朝は San Francisco の自宅から会社に向うバスの車中で乗車してくる人から「 World Trade Center Building に飛行機が突っ込んだらしい」という情報が伝えられ、出勤して直ぐにTVニュースを見て愕然としたことを思い出します。会社の NY オフィスが One World Trade Center の40階にあり、メンバー全員の無事の確認に半日を費やしました。多くの人が犠牲になる中申し訳ないと思いつつも、社員と家族の無事が分かり安堵したことが、つい昨日のことのようです。
翌年 2002年の2月にそのニューヨークに転勤し、メンバーとともに仮オフィスから再起に向けた生活が始まりました。
あれから14年、募る想いを胸にこの場に訪れました。
左:World Trade Center Transportation Hub
右: Memorial & Museum
手前:Memorial Pool
入り口から地下一階に入るとビルディングの鉄骨が
消防士たちのノートが描かれています。
永遠に忘れることは無い・・・
タワーの先端にあった塔
ビルの上にあったアンテナ
消防車です、跡形もありませんでした。。。
ミュージーアムの中には当時の写真や映像や音声が数限りなく展示されていて、その生々しさに圧倒されます。ハイジャックされた飛行機から家族に向けて残された乗客の言葉や、消防のコマンダーのあまりにも悲惨な状況下での葛藤にまみれた指令。崩れ落ちるビルから逃れられない人。涙が溢れて止まりませんでした。
テロ、非人道的、許されない行為。
二度と起こってはいけない、起こさせてはいけない。
R.I.P.