2009年のアカデミー賞受賞作品「Slumdog Millionare」を観てきました。 低予算でローカル色の濃いインド・イギリス合作映画、2008年ヨーロッパでヒットしアメリカでも今年に入り公開、というこれまでのハリウッド映画とはかなり違った受賞経歴。
舞台はインドのムンバイ。 ムンバイのスラム街で生まれ育ちしぶとく力強く生きている青年 Jamal。 「Who Wants Be A Millionaire?」(百万ドルを超える賞金クイズ番組)に出演するが、カンニングの疑いをかけられ、連行された警察で、彼が知りえないであろうという問題の回答がどうやって答えられたのか尋問を受ける。 映画は、これまでの彼の数奇な人生の物語が、その尋問に答えるかたちで語られます。
宗教対立による暴動。 暴力と金。 人間不信と虐待。 スラム街と超高層ビル郡の対比。
ムンバイの現在をそのままに映し出した映画としても話題性があります。
彼の最後の質問の回答はいかに・・・
この映画アメリカではR指定(17歳以下は成人との視聴が必要)となっています。 バイオレンスシーンが含まれていますので、お気をつけて。