Oct 4, 2010

La Cage aux Folles

南フランスの港町にあるゲイ・クラブのオーナーとクラブのスターでオーナーのパートナーが主役の笑いがいっぱいのミュージカル。 オーナーの George には何故か息子がいて、その息子が町の堅物の議員の娘と結婚したいと彼女と彼女の両親を紹介するのだと。。。 しかし、クラブのスターでありゲイの Albin が母親代わりであることが知れると、結婚できなくなってしまう・・・と、考えた末に・・・
テンポよくすすむミュージカルです。

クラブのオーナー George ジョージ(フランス語読みだとジョルジュ)役のケルシー・グラマーはTVドラマの"Fraiser"でも有名で、幕が上がって直ぐに現れると割れんばかりの拍手と喝采。 やはりいい声です。

題名にある「ラ・カージ」(鳥かご)のごとく、綺麗な男の人たちの踊りと歌も見ものです。 すばらしいプロポーションの男優達のしぐさや踊りは、ほんとにいやらしく見えないのが不思議です。 むしろその鍛え上げられた体は・・・かっこ良い♪
特にカウンターテノールの Chantal 役の男優の声は・・・す・すごい! 最初に歌声を聞いたときには「ほんとに男?」と。。。 その澄み切った高温には周りの観客もあぜん。。。

オーナー George のパートナーの Albin はクラブでは Zaza と呼ばれトップスターですが、少し倦怠期気味。 そんな時に母親代わりに面倒を見てきた息子に邪険にされ、すねてしまいます。 「叔父さんとして紹介するから」とGeorge に男のレッスンを受けますが、、、これが結構笑えます♪
どうしても立ってしまう小指。 内股のいす座り。 見本を見せる George の男らしい振る舞いに惚れ直してしまう・・・「あっ、あかんやん・・・」

このミュージカル日本でも「ラ・カージュ オ・フォール」と同一題名で鹿賀丈史や岡田真澄、近藤正臣や市村正親らの配役で公演されたりしています。

The Longacre Theatre
220 West 48th Street
(between Broadway and 8th Ave.)

TKTSで半額チケットをゲット!
MEZZO(Mezzanine): $65.50
2階席ですが舞台が良く観えました。



綺麗なミスター・ダンディー達のショーはいかがですか?