同名タイトルの映画のミュージカル版です。
映画は2002年 Dream Works 配給で、レオナルド・ディカプリオとトム・ハンクスのキャスティングした。
ミュージカルは前編コメディー仕立てですが、そのテンポの良さとメリハリが利いた構成で、私の今まで見たミュージカルの中でも一押し!!
歌も台詞も心地良く、特に FBI捜査官 Carl 役の Butz が、アンサンブル全員を従えて"Don't Break the Rules"を歌って踊るシーンは絶品です♪ お人よしでちょっとうだつの上がらなさそうな Carl捜査官の、息をもつかせぬ歌と踊りで、劇場は割れんばかりの拍手と喝采でした♪ Butz は 2011年の6月にはこの "Catch Me If You Can" で2回目の Tony Aword のミュージカル主演男優賞を受賞しています。 やっぱりなぁ!
主人公の Frank がニセ医者として勤務していた病院の看護士で Frank の婚約者となる Brenda 役には Kerry Butler。 Frank と婚約したものの、彼が医者でも弁護士でも無いことを知り、彼に「二人だけでどこか知らない土地で暮らそう、空港で待っている」と告げられ、心の迷いと葛藤と別れを切々と歌いあげます。 ちょっと鼻にかかった歌い方がどことなくあどけなさをかもしだしてます。
彼女は "Xanadu" の準主役の Kira 役で、"Hairspray" では Tracy の友人の Penny 役でお見受けしました。。。
主役の Aaron Tveit のさわやかさは妙に好感が持てて、こんな詐欺師はおらんやろう・・・でも、この Frank W. Abagnate. Jr. は実在の詐欺師だったんですねぇ。 実在の Abagnale 氏は刑期を終えてからの人生は FBI の捜査協力って。。。 ミュージカルの終盤も明るい♪
ブロードウェーでの公演は2011年4月10日~9月4日です。
その後は、32回のプレビューと170回のレギュラー公演が予定されていて、さらに2012年秋からは全米ツアーが始まるそうです。
The Neil Simon Theatre at 250 W. 52nd Street
TKTS Ticket:
Orchestra $65.50