Jun 1, 2009

Departures

アカデミー賞外国語映画部門賞受賞作品「おくりびと」を観てきました。 

アメリカでは5月29日金曜日からの封切で、私もNYCマンハッタンのブロードウェー沿いにあるリンカーン・プラザ・シネマで鑑賞♪

なかなか綺麗な映像と、重苦しくなりがちなテーマを淡々とした展開でやさしく語りかけてくる雰囲気に、久々に観ることのできた邦画の良さにあらためて感謝。

今までぜんぜん知らなかった納棺師。 もっくん演じる小林大悟の納棺師紹介ビデオ(?)デビューではかなり笑えましたが、映画全編を通じて紹介された納棺師という職業と、彼のその仕事に対する姿勢に、自分の職業に対する価値観まで考えさせられました。

映画の中で出てきた "Gateway" という言葉、この映画の題名 "Departures" と重なって、死という定めへの想いが伝わります。

いやぁ、TVで観ていて狂喜乱舞した今年のアカデミー賞授賞式を思い出しました♪

May 21, 2009

お手洗い

新型ウィルスでNYCのクィーンズも公立学校や一部の私立校を含めて24校以上が休校になっています。 ローカルニュースでも毎日のように休校する学校の名前が発表されています。 
これからいろんな意味でいい季節になるのにこのパンデミックはいろいろな人の生活に影響がでていますね。。 でもほんとのウィルスの怖さは南半球から一周してくるであろう今年の冬の時期のインフルエンザ、だという話もあります。 毒性の強いものに変化してくるかもしれない、ということだそうです。 
う~~ん 予防策も必要だし、かかった時の対処法も気になるし。 
それでもNYCではマスクをしている人を見ることはほとんどありません。 私も電車通勤ですがTVのニュースやインターネットで話題になってはいても、現実感がありません。 
会社では100個入りのマスクの箱と手の消毒液 "Hand Sanitizer" が置かれました。 私も自分の消毒液を机の上に置きました。 インフルエンザにかからないように注意することは、結局かけないようにすることにつながるようですね。 
それでも全く意に介さない人が多いのもNYCだから? 
ほんとに 手を洗えよ! トイレを終えたら!!
(...うそのような ほんとうのおはなし...)

May 18, 2009

Angels & Demons

Dan Brown著書の映画化第二段「天使と悪魔」

"The Da Vinci Code"から約3年。原作を読むこと3度。ほんとに映画化なんてできるのかな?などと思いつつも結構期待していたものですが。。。

全編のヴァチカン市国とイタリアのローマ市内の撮影と映画ならではのスピード感は良かったものの、やはり危惧していたとおり原作に織り込まれている「イルミナティ」の歴史やセルンとヴァチカンの関係を表層にした科学と宗教の歴史的な対立、ラングドンとハサッシンの死闘、ヴィットリアとともに解き明かされていく啓示の道、衝撃的なカメルレンゴの生い立ち、天使と悪魔たる理由の決定的な瞬間、などなど、物足りなさの多くを感じてしまいました。  2時間20分では、ちと時間が足りなさ過ぎたようです。

う~ん、原作からの期待感の高さと観終えたあとの落差が・・・

それでも、ローマ市内を巡る啓示への道 "Trail of Ancient Symbols" への街並みと遺跡や教会を観ながら少し懐かしさに浸ることができたのは、良かったかな。
「2006年夏のイタリア「ローマ」旅行記」 ←トレールはこちらでどうぞ。


お口直しにまた原作を読みたくなりました。
それにしてもヴァチカンのシーンは良かったぁ

May 15, 2009

Xanadu in Broadway

Xanadu「ザナドゥー」

ローラー・ディスコ風、ギリシャ神話風、カリフォルニア風、ミュージカルです。

ブロードウェーでのショーは、2008年10月に終わりましたがその後2009年当初にシカゴの "Broadway in Chicago" で上映されたようです。

ギリシャ神話のオリンポスの神々が1980年のカリフォルニアのベニス・ビーチに降りてきて自称青年芸術家のソニー "Sonny" を取り巻きあれやこれやと・・・。 

芸術家のソニーを元気づけるために地上に降りてきたキーラ "Kira" は詩人の神。Sonny との禁断の愛に悩み苦します。 それを取り巻きの神々がまた、あれやこれやと・・・。 

地上での舞台となるソニーのお店はローラー・ディスコ! カリフォルニアですからねぇ~。
舞台衣装もギリシャ神話とカリフォルニアのイメージで、全編が明るい舞台です。

このミュージカルですが、観客席の一部が舞台上にあります。"On-stage audience" でほんの少し役者さんにイジられてました。 舞台客席チケットを手にいれてみたいものです。

上演時間約1時間45分 休憩はありません。

2009年5月には(今この時期ですが...)日本で公演中とか・・・
XANADU ザナドゥ

とにかく明るい!!

Apr 5, 2009

Cherry Blossom in Washington DC in 2009



お花見の季節になりました。 4月第一週目の週末を利用して、ワシントンDCの「桜祭り」National Cherry Blossom Festivalに!

Tidal Basinの池の周囲は満開のさくら、サクラ、桜!!

一週間ほど、アメリカ東海岸は春の嵐で雨や風が吹き荒れていましたが、3日金曜日の夜からは、雨も止み、週末は風が少し強かったもののDCは快晴!

今年で97回目となる National Cherry Blossom Festival も盛況。 毎年数十万人が訪れるというお花見見物人は、今週末がピークだったようです。

いや~それにしても人が多かったこと・・・



ほんとに春が来た~!という感じです。

しばし心も体もリラックス♪

Mar 17, 2009

Green, Green and Green in St.Patrick's Day

3月17日火曜日はセント・パトリックス・デーでした。マンハッタンの5番街では、パレードが行われたそうです。私は当日出張でマンハッタンを離れて、White Plains へ。。。

きっと街中は緑一色だったのでしょう。

St.Patrick's Day ♪ 街のあちらこちらで緑色(グリーン)の飾りや服や装飾品を見かけます。 店頭や街角には、シャムロック "Shamrock" (シロツメ草、クローバーの一種)の絵や写真が飾られ、そこには、「Happy! St.Patrick's Day!!」

"Shamrock"は、アイルランド"Ireland"の国花で、そのアイルランドで30年間のキリスト教の布教活動を行った St.Patrick が、「三位一体"Trinity" 」をこの三つ葉を使って説明された、と伝えられています。 461年3月17日にその一生を終えた守護聖徒 St.Patrick を記念して、この"緑の三つ葉" を束ねて帽子や胸にさして祝うこととなりました。

ここNYCでも、街角にこの「トリニティー(三位一体)」の絵が。。。 でも、何故か私の目には、スポーツ・バーやクラブの「パーティー!!」マークのイメージが強すぎるようです。

Happy! St.Patrick's Day!!

Mar 9, 2009

Slumdog Millionaire

2009年のアカデミー賞受賞作品「Slumdog Millionare」を観てきました。 低予算でローカル色の濃いインド・イギリス合作映画、2008年ヨーロッパでヒットしアメリカでも今年に入り公開、というこれまでのハリウッド映画とはかなり違った受賞経歴。

舞台はインドのムンバイ。 ムンバイのスラム街で生まれ育ちしぶとく力強く生きている青年 Jamal。 「Who Wants Be A Millionaire?」(百万ドルを超える賞金クイズ番組)に出演するが、カンニングの疑いをかけられ、連行された警察で、彼が知りえないであろうという問題の回答がどうやって答えられたのか尋問を受ける。 映画は、これまでの彼の数奇な人生の物語が、その尋問に答えるかたちで語られます。

宗教対立による暴動。 暴力と金。 人間不信と虐待。 スラム街と超高層ビル郡の対比。

ムンバイの現在をそのままに映し出した映画としても話題性があります。

彼の最後の質問の回答はいかに・・・


この映画アメリカではR指定(17歳以下は成人との視聴が必要)となっています。 バイオレンスシーンが含まれていますので、お気をつけて。

Mar 4, 2009

Moon over the Manhattan

2009年2月9日月曜日の朝7時近くの写真です。 出勤前の部屋の窓から

3月に入ったというものの、ここのところ北東部は大雪 (Snow Storm) と寒波に見舞われています。
気温は氷点下10℃程度ですが、風が吹いて顔も耳も痛いいたいイタイ・・・・
通勤はスキーウェアーのジャケットで♪

早く来ないかなぁ~~~ あったかい春が・・・

もう少しガンバ!

Jan 19, 2009

Snow! Cold! Freezing! in NYC

今年のNYCもやはり寒い!!
アメリカ北西部から北東部にかけての寒波が襲ってきました。

時おり12度とか、このあいだは8度になりました。。。
と言っても摂氏ではなく華氏の話ですが。。。

摂氏だと氷点下12℃あたり。顔や手が痛い!
特に風が強いと頬が感じなくなります。

通勤途中のグランドセントラル・ターミナルの42ndストリート、パークアベニュー沿いを撮ってみました・・・
左は雪の日、右は翌日晴れましたが・・・寒い!


グランドセントラル・ターミナルとパークアベニューです。
いやいや手がかじかんでます。


会社の前のパークアベニューです。




ほんとに寒い!!
今年の冬は世界のあちらこちらで稀に見る寒さが訪れているところもあるようで。
くれぐれもお風邪などめしませんように。

Stay out of Cold!

Jan 12, 2009

Happy New Year 2009!

あけましておめでとうございます。
2009年もよろしくお願いいたします。


2008年の秋頃からアメリカは怒涛の危機!鬼気!キキ~~ィ!
金融危機、経済危機、雇用鬼気・・・と
2009年は年当初からすでにクライシス
落ちるところまで落ちたら後は上がるのみ・・・
と、せめて気持ちだけは前向きに!!



と、せめて気持ちだけは前向きに!!