Aug 31, 2007

Balls of Fury


TVのプレビュー、街角の広告看板。。。 目をひくのは長髪むさくるしいダン・フォグラー? チャイナドレスの似合うスレンダー女優マギー・Q? グラサンに黒スーツのあやしいヒスパニック系のジョージ・ロペス? それとも謎の中国人マスター風のジェームズ・ホン?
いやいや、どうみても、「何故ゆえにあなたがそこにおられる?」 クリストファー・ウォーケン。。。

たかが「ピンポン」、されど「ピンポン」、そこまで「ピンポン」、やるか「ピンポン」?!

ピンポン」、「ピンポン」、「ピンポン」、「ピンポン!!!

観終えた後は、ほとんど何も残らない映画。 というか、何だったんだろう? とすら思わせない。 ただ笑えたなぁ・・・と。 最近この手のCGを使った映画が多いのですが、自然で不自然なボールの連打。これがホンとの「バーチャル ピンポン」なのでしょうか。

それにしてもマギー・Q、あなたこの間 "Live Free or Die Hard" で死闘を演じたばかりでは。。。

Aug 25, 2007

Hairspray 「ヘアスプレー」

ブロードウェーミュージカル「ヘアースプレー」の映画化。 ボルチモアに住むティーンエージャーのトレーシーがローカルTVのダンス番組を通じて、いつの間にか階級社会や人種問題に直面することになりますが、明るく行動的なその性格と、理解ある両親と友人に支えられ、立ち向かいます。 60年代のアメリカの今ではレトロな街やグッズがあちらこちらに見られるのもうれしい映画です。

ナンシー役のニッキー・ブロンスキー "Nikki Blonsky" はこの作品が映画デビュー。 つい最近までアメリカのアイスクリームのチェーン店コールド・ストーン "Cold Stone Creamy Store" で働いていたということ。 うーん、見て見たかった。。。 明るい声とエネルギッシュな演技に拍手!

この映画のおもしろいところは、トレーシーの両親役の二人。

父親役のクリストファー・ウォーケン "Christopher Walken" がミュージカル仕立ての歌をうたう・・・。 初めて観た彼の出演映画、あのベトナム戦争を舞台にした1978年の「ディア・ハンター」 "The Deer Hunter" からは、想像もできなかったのですが。。。 まっ、できばえは・・・ よく頑張りました。 と、いうか最近クリストファー氏、コメディー系が多くないかい?

極めつけはやはり、母親役のジョン・トラボルタ "John Travolta" でしょ♪ サタデーナイトフィーバー "Saturday Night Fever" で一躍有名になったのが1977年。 あれから30年。 「ベイビートーク」 "Look Who's Talking" のようなコメディー、「ジェネラルの娘」 "The General's Daughter" 等の作品ではかなり渋めの役もこなしてきた彼ですが、ここに来てやってくれました♪

ミュージカルでは当然この役は男性俳優が女装するので、映画でも当然。 あの着ぐるみ状態で、歌と踊りをこなすはたいへんだったのでは? やるな

クィーン "Queen Latifah" も存在感あり。

Aug 19, 2007

Musical "RENT"

1日の夏休みを利用して久々にミュージカルを観ました。  昨年映画で観た「レント」"Rent" を今度はミュージカルで♪
レントのルームメイト男性二人、ロジャーとマークはアダム・パスカルとアンソニー・ラップで同じ配役。 個人的にはこの「レント」、やはりミュージカルで観るほうが好きです。

ロック歌手ロジャー"Roger"役のAdam Pascalは、ミュージカル「アイーダ」"AIDA"にも出演しルックスも歌もうまい。。。舞台が始まり彼が現れると、客席のたくさんの女性から拍手と歓声が巻き起こり、指笛も飛び交う程の人気!! 

マーク"Mark"役Anthony Rappは、この「レント」のマークとして有名。 アンソニー以外のマーク役というのは私にも想像ができないほどです。

ドラッグ、エイズ、暴力、強者と弱者、失恋、同性愛、アメリカの持ついろいろな社会的な要素を盛り込んだドラマ仕立てのミュージカル。 その奥には、友情と愛情とちょっとした奇跡が・・・



Nederlander Theatre
208 West 41St Street
(between 7th and 8th Ave.)