Jun 22, 2009

Ponyo 「崖の上のポニョ」












「崖の上のポニョ」"Ponyo" がWalt Disney Studio からの配給でアメリカでも8月14日から上映されるようです。
写真の広告は、Times Square 近くの42nd Street にある映画館 Lewis の廊下にかざられていた Comming Soon!

アメリカでの放映アニメ映画で興味のあるのは声。ハリウッド映画スターがアニメ・キャラクタを演じるのですが、今回は・・・
ポニョと宗介は、アメリカのTVドラマによく出演している Noah Lindsey Cyrusと Frankie Jonas。

グランマンマーレを、「インディアナ・ジョーンズ」"Kingdom of the Crystal Skull"や"Bnjamin Buton"に出演している Cate Blanchett。 耕一の声は、"Ocean's Eleven / Twelve / Thirteen"や"The Good Shepherd"に出演している Matt Damon。

この夏は久々の日本アニメ映画でも観にいこうかな♪

Jun 11, 2009

Colonoscopy 大腸内視鏡

昨日初めて大腸内視鏡検査 "Colonoscopy" を受けてきました。 前日の午後2時から絶食、水分を約3リットル以上摂り、さらに MoviPrep という下剤を2リットル時間差で飲みました。。。 当然のことながら胃腸は、濁流から清流に♪


これが MoviPrep の容器(1リットル)
検査前日のトータル5リットル近い水をとるのはたいへんでした。 この MoviPrep A剤とB剤の粉末を混ぜて自分で作ります。 説明書には少し味がついているので「冷蔵庫で事前に冷やしておくと飲みやすい」などと書かれてあったのですが、さすがにそんなにおいしくは無い。。。 誰かが「グレープフルーツジュースが嫌いになった」と、言ったそうですが、そう言われると・・・
当日は、検査開始3時間前からは絶飲絶食。 今回は午前11時からの検査のため8時前にお水とコーヒーを少し飲み、10時にNYCマンハッタンのユニオン・スクエア駅から地下鉄L線で2駅のところにある検査病院 "Beth Israel Medical Center" へ到着。
受付を済ませ、腕に患者用タグをまかれ待つこと約30分。 名前を呼ばれて「後ろ空き」(背中もお尻も丸出し・・・)の検査着に着替え、ガウンを羽織り、腕に麻酔用のチューブをさされ、さらに待つこと15分。 Waiting Room には同じような格好をした人たちが五人ほど。 ほんま落ちつかへん・・・
検査時間になり部屋に入り、担当医、麻酔医と看護士に挨拶。 本人確認のため、氏名と生年月日と検査内容と担当医の名前をきかれ、それに答えると、担当医から若干の説明が 「検査は約30分程で、状況によっては簡単な手術を行います。 簡単な手術だけなので直ぐに帰れます。 では」 と、体を横に倒し、お尻をお医者さんの方に向け、ものの1分ほどで。。。
名前を呼ばれ目を開けると、「検査は終わりました。 お疲れさまでした。」
えっ?
見回すと Recovery Room 。 同じように移動ベッドに寝かされている人たちが何人か。  時計を見ると11時45分。 ほう、およそ40分ほどの検査だったようで。
ベッドの上では、お腹が張ってガス漏れ、じゃなく、しずかにガス抜きを。。。  内視鏡検査では大腸に空気を大量に送り込んで、腸壁を見やすくするそうで。
担当医が来て検査の状況説明を。
「全般的には良好のようです。 癌に相当するものは見当たりませんでした。 でも良性ポリープが2箇所あって、ひとつは豆粒大。 2つとも切除しておきました。 病理検査の結果は約一週間程後に出るので、10日後くらいに検査結果を電話で確認してください。」
いやいや、簡単な手術。 やられてしまったんですね。 患者用の検査報告書2枚をもらって病院を後にしたのが午後12時半。 術後の痛みも感じず、ドクターに感謝しつつ、お食事へ!
病理検査の結果は2週間ほど先ですが、とりあえずはお疲れさまでした!
p.s. それにしてもいったいいくらの請求がくるんだろう・・・・・・

Jun 1, 2009

Departures

アカデミー賞外国語映画部門賞受賞作品「おくりびと」を観てきました。 

アメリカでは5月29日金曜日からの封切で、私もNYCマンハッタンのブロードウェー沿いにあるリンカーン・プラザ・シネマで鑑賞♪

なかなか綺麗な映像と、重苦しくなりがちなテーマを淡々とした展開でやさしく語りかけてくる雰囲気に、久々に観ることのできた邦画の良さにあらためて感謝。

今までぜんぜん知らなかった納棺師。 もっくん演じる小林大悟の納棺師紹介ビデオ(?)デビューではかなり笑えましたが、映画全編を通じて紹介された納棺師という職業と、彼のその仕事に対する姿勢に、自分の職業に対する価値観まで考えさせられました。

映画の中で出てきた "Gateway" という言葉、この映画の題名 "Departures" と重なって、死という定めへの想いが伝わります。

いやぁ、TVで観ていて狂喜乱舞した今年のアカデミー賞授賞式を思い出しました♪